47年スピードツインが入庫しました
ランニングコンディションだったのですがオイル漏れが酷いのとエンジンにパンチが無い?圧縮抜けか??
気になる部分が多かったので手を加えることにしました。
ロッカーボックスをバラし、ヘッドを剥がし、シリンダーを抜いてピストン摘出。
各部の寸法測定を行いガタガタの腰上を完全リフレッシュしました。
ちょうど腰上をやっている頃に3月のビーチレース参戦が決まり、せっかくならと次から次にカスタムしました笑
プライマリー内部クラッチも年式違いのクラッチハブが組まれていたりスラストワッシャーが粉砕していたり、、、クラッチバスケットの歯もボロボロだったのでフルリニューアル。
レース用にダイナモ発電機を外して、ベアリングにガタがありシャフト位置が決まラズ点火時期がバラついていたマグネトーもミツビシ製のレース用に換装しました。
40年代の貴重な外装やフレームをカットするのは勿体無いので全てボルトオン構造で外装品をワンオフ製作。(いつでも純正仕様に戻せます!)足回りも軽量化してパワーウエイトレシオを改善。
組み上げて試乗してみたら思ったよりもパワーが出ていないので、腰下のチューニングを決意しましたが、オリジナルマッチングケースをレースチューンして壊したら勿体無いので別の5Tケースを使って650クランクをインストール。650コンロッドを使い、ストローカークランクとし、ボアも限界まで拡大。カムシャフトは3134&3325で純正ハイカム仕様。
リフターやカムギアなど動弁系の軽量化、せっかくリビルドしたクラッチも乾式ベルトドライブ化、マフラーもいつも通りの左だしハイパイプ二本だしで製作。
その辺の650より遥かにパワフルです!
極め付けは40年代ノーマルスペックのリビルドエンジンがおまけで付きます。
(レースエンジンはパワーありすぎてミッションやフレームを傷めるので街乗りはノーマルスペック推奨)
ビーチレース45classや80classで戦えます。
ノーマル外装にもボルトオンで戻せます。
まだ製作途中なので価格や仕様など相談して決めましょう!!